筋・筋膜性腰痛

こんにちは!沖縄県読谷村にあるかりゆし接骨院です🌸

腰痛は皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?今回ご紹介するのは筋・筋膜性腰痛についてです。

特徴

  • 長期間安静保持、不良姿勢、過度な運動などで発症する。
  • 腰部の筋緊張亢進(硬くなる)と循環障害(血の流れが悪くなる)によってポリモーダル受容器(痛み伝える感覚器)を興奮させ、疼痛(痛み)を発生させる。
  • 無症状椎間板ヘルニア変形性脊椎症などの器質的(見た目的な変化)な変化が二次的に軟部組織の機能的変化(動きの変化)をもたらし疼痛が発生する。

症状

  • 瞬間的に鋭く刺すような痛みと、鈍くうずくような痛みの2種類ある。
  • 寝返りの動作や上半身を動かすような動作で痛みが強くなる。
  • 痛みが出現している腰部周辺に浮遊感(浮くような感覚)がある。
  • 歩きはじめや動きはじめなどの初期動作に痛みを伴う。

治療法

  1. 神経ブロック注射やハイボルテージ治療などにより、痛みを感じる神経(Aδ神経線維とC神経線維)の侵害情報(痛み信号)の興奮を抑制する治療。
  2. 温熱刺激、圧・触刺激などによりAβ神経線維(鎮痛作用)を興奮させ、同一脊髄後角レベルでC神経線維(痛みを感じる神経)と交感神経(循環障害の原因)の興奮を抑制する方法。
  3. 疼痛部位の筋・筋膜を筋の走行を考慮し伸長する個別的筋伸張法(Individual Muscle Stretching. IDストレッチ)。

筋・筋膜性腰痛は過度な疲労や不良な姿勢などにより蓄積されて発症する場合と、背景に腰椎ヘルニアや変形性脊椎症などがある可能性があります。

また、痛みによりその周辺の筋肉の防御反応で硬くなり、より痛く感じる悪循環がおこります。早期の治療により症状の改善は早くなりますので、腰が痛くなった場合はすぐに、かりゆし接骨院かその他近くの医療機関に受診ください。

かりゆし先生
かりゆし先生

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参考論文 筋・筋膜性腰痛に対する運動療法の効果・検証