ベネット損傷(肩関節窩後下方の骨棘形成)

おはようございます!読谷のかりゆし接骨院です。今回はベネット損傷についての内容です。

特徴・原因・症状

  • 野球歴の長い投手に多い。
  • 肩関節窩後下方の骨棘で腋窩神経の絞扼を助長する要因でると考えられている。【クアドリラテラルスペースシンドローム
  • 上腕三頭筋(腕の後ろの筋肉)の起始部付近や関節窩後下縁に発生する。
  • 肩関節の外転・外旋(つり革掴む姿勢)で痛みが生じる。
  • 肩関節後方に圧痛(押すと痛い)がある。
  • 投球時に痛みがある。

ベネット損傷は上腕三頭筋(腕の後ろの筋)の緊張や使い過ぎることで骨の表面が引っ張られて痛みがでる症状になるので、筋のストレッチと運動後のアイシングをすることである程度ましになってきます。重症化してしまうと痛みだけではなく、骨棘により腋窩神経を絞扼してしまい肩周辺のしびれ感や脱力感などが認められます。その場合は手術により骨棘を取り除くことができますが、そうなる前にしっかりとケアしてきましょう。

かりゆし先生
かりゆし先生

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