こんばんは♪沖縄県、読谷にあるかりゆし接骨院です。今回はデュピュイトラン拘縮についてです。
特徴・原因・症状
- 手掌腱膜(手のひらの膜)の瘢痕性(傷あと)拘縮による手指の進行性屈曲拘縮の病態をいう。
- 中高年(50歳以上)の男性に好発し、両側性および術後に再発する傾向がある。
- 糖尿病、てんかん、喫煙、肝疾患などの関連が指摘されています。
- 環指(薬指)に好発し、次に小指、中指の順に多い。
- 無痛の場合が多いが、肥厚(分厚くなった)した腱膜に沿って痛みを伴うこともある。
- 初めにMP関節(握り拳ができる関節)に屈曲が生じ、さらにPIP関節(MP関節のすぐ上)へと進行する。
デュピュイトラン拘縮はでの注意点は伸ばさない(ストレッチしない)ということです。瘢痕というのは何かが原因で傷ついた組織の修復(完治)後に出来てしまう傷あとなので、曲がっている指を伸ばしてしまうと症状が悪化してしまう場合があります。また、この症状ははっきりと原因がわかっていませんが、手術をしても再発率(もう一度なる)が高いため、日常生活の見直しなどが重要になります。当院ではデュピュイトランによる痛みは物理療法で緩和は出来ますが、完治することは出来ないのでお住まい近くの整形外科などに受診して治療に関する相談してみましょう。
かりゆし先生
その他の疑問や質問などはかりゆし接骨院へお気軽にご相談ください。