むちうち損傷

こんにちは、読谷村にあるかりゆし接骨院です。今回はむちうち損傷についての内容です。

特徴・原因

  • 交通事故などで頚部の急激曲げ伸ばしにより発生する。
  • 損傷の分類により5型に分けられる。

むちうち損傷の5つの分類

❶頚椎捻挫型

むちうち全体の80%を占める軽度のむちうち損傷で寝違えの症状に類似することが多いです。基本治療は保存療法(経過観察)ですが、約3週間くらいで軽快していきます。

❷根症状型

・首の関節から出ている神経の障害による症状がみられ、スパーリングテストやジャクソンテストが陽性となります。腕や手の痺れや筋力低下などがみられます。

❸頚部交感神経症候群(バレ・リュー型)

・頚椎損傷により、頚部交感神経が過緊張を引き起こし耳鳴りやめまい腕の感覚障害などがある。

❹混合型

・②根症状型と③頚部交感神経症候群(バレ・リュー型)との混合です。

❺脊髄症状型

・頚椎脱臼骨折した場合、頚椎症、後縦靭帯骨化症(OPLL)を伴う場合は脊髄症状を呈する。症状は下肢(太もも、ふくらはぎ)よりも上肢(腕や手)で著明です。


むちうち損傷の大半は、頚部の捻挫になるのでカラー装具という首を固定する器具を装着していれば約3週間ぐらいで軽快していきますが、その他の症状になると長い期間をかけて施術や治療・運動療法などをしていかないといけません。一度むちうち損傷を経験したことある患者さんは、肩が凝りやすくなったり、腕が疲れると痺れるなどの二次的症状が出てくることが多いので、そのような思い当たりがある方はかりゆし接骨院お気軽にご相談ください。