シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)

特徴・原因

  • ランニングなどの足関節(足首)の曲げ伸ばし繰り返す動作によって起こる。
  • 下腿内側(ふくらはぎ内側)に付着する筋肉が骨膜(骨の表面)を牽引(引っ張る)して炎症を起こす。
  • 足の疲労などで内側足底アーチ(土踏まず)が低下することや、扁平足、膝外反(X脚)なども原因となる。

症状

  • 脛骨中央・遠位1/3内側後縁(内側ふくらはぎとくるぶしの間)に圧痛(押すと痛い)と疼痛(何もしなくても痛い)がある。
  • アキレス腱を伸ばすストレッチで痛みを認める。
  • 単純X線像で異常所見はみられない。

シンスプリントは運動後にこまめにアイシングストレッチを実施していれば予防できます。もし痛みが出てしまっているのであれば、とにかく安静にしときましょう。また日常生活の活動量の見直しと、足の指の筋力強化を行うことで再発防止に繋がります。扁平足膝外反(X脚)の人であれば、シューズの見直しやインソールなどを使用することで予防や改善していきます。

先生
先生

その他、気になることがありましたらお気軽にご相談ください